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大家の気合が満室経営を呼び込む

大家業の不思議の一つとして、大家の気が入ると、満室経営になりやすいという事実があります。

私の物件でも、この現象は過去に何回も経験しており、今現在も継続しています。

「退去続きで新規の入居者が入らない」という物件があれば、その物件にどの程度足を運んでいるか、振り返りましょう。

 

◆私の物件も、長年満室経営を続けていたワンルームの物件でここ最近退去続きで、気が付けば5~6部屋が空室になっている物件があります。

他の物件のテコ入れに多忙になっていて、正直、この物件はここ2~3年は放置状態でした。


今までは他の物件の対策で、当該物件にアクションする余裕がありませんでした。今後は、まず空室を確認します。その後、管理会社とよく相談して、満室経営を目指すアクションを打ちたいと思います。

この物件は、駅から距離がありますので、モデルルームを作成することや、家電一式をつけて、学生や単身者が入居しやすい環境整備をすることなど、アイデアを盛り込んでいかないと、満室経営は苦しいかも知れません。



◆他物件では、次のようなテコ入れの実績があります。


・保険を活用した大規模修繕⇒空室が定常的に数部屋あった状況が満室物件に早変わり

・事業再構築補助金で大幅テコ入れ⇒福祉住宅としてよみがえりつつあり、空室が大幅減少し、稼ぎ頭物件へ

・内装リフォームを継続⇒ファミリー層から次々と申し込み、キャッシュフローが潤沢に

お金をかけたから、入居者が戻って来たという側面もありますが、何といっても大家自身の気持ちが物件に乗り移って、管理会社の皆さんへも気合が伝達という状況だと思います。

実際、管理会社の路面店に足を延ばして面談した結果、入居が次々と舞い込んで来たという過去の経験もあります。
これらは、目に見えない”大家の気”というものが、働いている結果であると思います。

 

◆しばしば、大家業は完全不労所得だと勘違いされますし、そのように宣伝する投資家も多いですが、実際の大家業は楽して簡単という事業ではありません。

金銭的な事や人を雇って苦労する点は他事業に比べて、はるかに楽であることは間違いありませんが、大家業の心理的な負担は、他の事業と同じようにあります。

しかし、良い管理会社や良い入居者さんに恵まれれば、楽しく一体となって賃貸経営を半ば趣味として続けることが出来ます。

私の知人に、素晴らしい物件を持っていて、築浅でキャッシュフローも申し分ない状況なのに、早く物件を売りたいという想いを抱きながら物件運営している方がいます。

細やかな方ですので、様々な住居の手直し等が毎回精神的な負担になっているようです。

このように、性格的に大家に向いていない方も稀にいるかもしれませんが、一般論としては普通に物件に向き合い、”満室経営を目指した気合”を時折注入していけば、楽しい大家業になり人生豊かになる事は間違いありません。

 

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