親のレバレッジも有効に活用!
即実行に移せる人はやりましょう。
◆自分の老後を心配する前に、両親の老後対策の方が急務の方は多いでしょう。
食生活の欧米化により、脳卒中や痴呆化が増えつつあるとも言われています。
60~65歳で仕事をリタイアして、漸く人生をゆったり楽しむ年令になって不自由な身体になったり、痴呆が生じて本人もつらいですが、その家族の生活も大きく影響を受けます。
地方では、既に空き屋問題が健在化し、近い将来に消滅する市町村の話題もしばしば聞かれるようになりました。誰も住まない戸建てが放置状態のままであることが主な要因の様ですね・・・
シニア層になると交通利便性が悪い戸建は住みにくくなり、都心部のマンションなどへ住み替える現象が地方では特に増えている影響もあると思われます。
◆私自身そのような年令になりました。
若い頃は、リタイア後には趣味の登山が毎日出来るように、九州の九重連峰の麓の山小屋か別荘で、ゆったりとした老後を過ごすことが夢でしたが・・・
実際、私はその年令になって、駅近の都心部の中心に位置するマンションで過ごすようになって、買い物、娯楽、病院、など全て徒歩圏内にあることが物凄く豊かな生活である事を今は強く実感しています。
郊外の戸建自宅から、主な生活拠点を都会のマンションに切替えた今現在では、山麓の別荘生活の夢は直ぐに私の将来構想からなくなりました。
この経験から、皆さんの両親が健康な内に、可能なら田舎や都心部から離れた郊外での生活から、都心部のマンションに移住してもらうことを強く推奨します。
◆この時に移住先マンションは、親からあなたへの相続をある程度想定して、親とよく相談して物件を選択することを推奨します。
老後はいずれ、多くの方が老人ホームに入ることになる可能性が高い訳ですが、その時に次のどちらが良いでしょうか?
・田舎の戸建てが相続財産になる
・都心部のマンションが相続財産になる
文句なく、後者ですね。マンションは売りやすく、賃貸で運用しても家賃が取れます。
特に、都心部に位置するマンションは、地方でも立地さえ良ければ、永続的に賃貸物件としてキャッシュマシーンになるでしょう。
いわば親のレバレッジを活用した不動産投資と言っても過言ではないと思います。
郊外の戸建てを賃貸物件として運用するのは、ニーズ次第ですが、一般的には難易度が高くなります。
◆不動産のこのような活用方法があると言うことを、本日は特に強調したく、この手法に触れてみました。実際、私自身もこの手法を実践してきました。不動産投資を全くやった事が無いと、このような現実的アイデアもピンと来ないかも知れません。
リタイアした後のマンション生活は、郊外での戸建てで長年すごしてきた親には狭く感じると思いますが、反面その圧倒的な利便性も親は感じるはず。
マンション選びも、親と一緒に色々探し歩くのも、また楽しいものです。
あなたと親の関係性もより一層に良好になる事、間違いありません。
2024-06-30|カテゴリー:新着情報