最近、晴海フラッグの話題がしばしばTVなどで取り上げられています。
◆当選された一般人の入居が始まってからも、地域の閑散とした状況が報道されていますが、物件転売価格の高さにも驚くばかりです。
賃貸棟も入居が始まったようですが、分譲棟も賃貸棟も入居率の低さが課題となっている模様です。転売目的、投資目的で購入した投資家が賃貸に出しているという状況みたいですね。
分譲価格はそれなりに安かった訳ですが、賃貸の家賃は、そんなに安くありません。転売価格は、分譲時価格の1.5倍程度となっています。
◆実は私も、投資目的と実需目的の半々で申し込みを行いました。
眺望の良いシービレッジの上層階の一つの角部屋へ、個人と法人から抽選を入れまくりましたが、落選。
今となっては、落選して良かったとさえ思う様になりました。交通網がまだまだ脆弱の様で、買い物も限定されます。
仮に当選していれば、今頃は法人事務所として稼働していた訳です。
加えて、今は2棟のタワー棟も建設が始まっており、これが完成した暁には一体どのような街が形成されるのか、外野席から楽しみにウオッチしようと思います。
◆先日、法人事務所を品川からJR中央線の某駅から歩ける場所へ移したことをこのブログでも述べましたが、当該地域は故郷の北九州の都心部の中心地域に街並みが非常に類似しています。
古い町並みが残り、ごちゃごちゃ感が残っているのが良いです。
一方、晴海フラッグは新興都市であるため、下町的要素が一切なく、それはそれで洗練された街並みとなっている事でしょうが、面白味に欠けるかも知れません。
以前の法人の品川事務所は、JR大崎駅にも近かったのですが、大崎駅も再開発によりJR駅周辺部は洗練された街並みでした。買い物も非常に便利でした。
春には、目黒川沿いの桜が満開になり、多くの人出でにぎわいます。その季節には、毎年桜見をしていましたが、徒歩圏内にこのような洗練された街並みと観光場所があるのは、贅沢そのものです。
しかし、ごちゃごちゃ感があまりなく、5年間事務所を設置した印象は、終の棲家の場所としてのピッタリ感はなく、多少の違和感と物足りなさががありました。
◆今日の結論としては、法人事務所を移転してみた事、晴海フラッグの抽選に漏れた事、の経験から、「終の棲家として分譲マンションを購入する場合の地域選定は、慎重に行うが良い」ということです。
出来れば、賃貸物件などで住んでみて、街の雰囲気が自分や家族にピッタリし、終の棲家としても良い様な立地を選択することを推奨します。
自宅購入か、賃貸に住むか、は永遠のテーマです。これについては、いつか私の見解を述べたいと思います。
お読み頂き、ありがとうございました。
2024-07-07|カテゴリー:新着情報